2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第22講 可積分関数のつくる空間

ほとんど至るところ等しい「ほとんど至るところ等しい」という何やら怪しい言葉。almost everywhereの略。理論統計学とかの時にもちょっと出てきたりした。ほとんど至るところで成り立つ、とかそういう感じで。定義はこんな感じ。 測度空間上で定義された2つ…

初めの諸注意

id:ujihisaに伝授してもらったextream readingのテクニック(?)などを書いてみた。 最初に自己紹介 名前 自分のバックグラウンド extream readingの紹介 通常、こういう本を読むときは、章ごとに担当者を決めてレジュメに落としてもらい、それを発表する。そ…

の距離と位相

距離空間とか位相を勉強するということになったんだけど、id:witchmakersと読む本で勉強することにする。集合・位相入門作者: 松坂和夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1968/06/10メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 62回この商品を含むブログ (56件) …

第23講 完備性

記号選択に対する1つの決断 の性質 完備性 の場合 リーマン積分からルベーグ積分へ 過去の記録 第二講 数直線上の長さ - yasuhisa's blog 第三講 直線上の完全加法性の様相 - yasuhisa's blog 第四講 ふつうの面積概念 - yasuhisa's blog 第五講 ルベーク外…

第21講 でのルベーグ積分

リーマン積分可能な関数 D上で有界な関数f(x)がリーマン積分可能ならば、ルベーグ積分可能か?また2つの積分の値は一致するか? というのがメイントピック。リーマン積分とルベーグ積分でのルベーグ積分ではなくて、でのルベーグ積分についての証明が与えられ…

主催者が一番できる必要はない、僕がRubyKaigiで学んだこと

何となく朝から思ったこと。勉強会とかそういうイベントをやっていると、(本当に)ものっすごい勢いで参加者の人のレベルが上ってきたりだとか*1して、「あれ、これ俺なんかが主催とかしてていいんかな?もっと適切な人がいるんじゃないかな?」と時には思って…

第20講 積分の性質

積分の和 関数項の級数 共通点のない集合列上の積分 成りたっていて欲しいなあ、という性質が成りたってるよねという証明が書いてある。増加列の極限0以上の値をとる単調増加列があって、その極限がf(x)に収束するであるとするときにが成立する、というもの…

第19講 積分の基本定理

エゴロフの定理前の講で各点収束と一様収束があって、可測関数が単関数で近似できるっていうのは各点収束だよねーという話があった。そんでもって、一様収束のほうが強い。で、X上で一様収束していなくても、Xの部分集合Y上でなら一様収束しているよねという…

感想とかTsukuba.R#2の妄想など

Tsukuba.R#1が終わってしばらくたったということで、感想レポートが上がってきたりだとか、twitterで感想を聞いたりして、どんな感じだったのかがようやく掴めてきました。当日はIRCとかtwitterとかほとんど見れてなかったので。。。だいたいの感じとしては …

第10講 可測集合族

単関数による可測関数の近似はちょっと深そうなので、しばらく寝かせて復習をするよ。 可測集合全体はボレル集合体をつくる 最初に次の定理が書かれている。集合Xの上に外測度が与えられているとする。このとき、に関して可測な集合全体はボレル集合体をつく…

第17講 可測関数

連続関数から可測関数へ リーマン積分の基本にあったのは、"連続関数"という概念。連続関数の積分をどう定義して、どう求めるか、というところにリーマン積分の基本がある。一方で、ルベーグ積分は、可測関数に対する積分論であるらしい。なので、リーマン積…

第18講 可測関数の積分

17講では、ルベーグ積分の基礎となる可測関数がどのように定義されているか、どのような性質を有しているかを見ていっていた。で、この講ではその可測関数の積分について考えていくらしい。測度空間上の可測関数「この講では、測度空間を一つに固定し、その…

うえー、何でこのコード動くんだろー

R

変数のスコープとか環境とかの話。以下のコードが動くのが気持ち悪い。 > hoge <- "hogehoge" > (function(){cat(hoge,fill=T)})() hogehoge ずっと今までこういうコードは動かない、というか動いて欲しくないと思っていたので、これが動くのを初めて知った…

RとLisp、RのS4とか

R

Tsukuba.Rのレポートのところにid:ytakenakaさんという方がはてなスターを付けてくださったんだけど、この方のBlogを少し見たりしました*1。ばーっと見た感じ、lispとかhaskellをやっておられる方のようで、最近(?)Rを始められたようだ。で、lispをやってお…

Tsukuba.R#1をやってきたよ!!

当日の朝まで資料を作ったりとか、名刺刷ったりとか、リハーサルしたりでどたばたしてたんですが、なんとか無事終了することができました。会場の芝浦工大のid:negaton、id:t_yamazaki021さん、id:negatonの研究室の先生、発表してくれた4人、無線LAN環境を…

Rの基本データ構造、よく使う関数紹介

Agenda データ構造 たくさんある>< ベクトル Rの格言 いろんなベクトルの作り方 規則的データの生成 同じデータを繰り返す ベクトルへのアクセスの方法 アクセス方法にもいろいろある まだまだあるよ、アクセス方法 行列 埋めていく順番 すでにあるベクト…

Good Point For Using R

Good point for using R データ解析に適した環境 Excel、p値、信頼区間 それでOK? 泥(笑) そんな簡単にはいかない データとの「対話」 統計解析は計算過程ではなく、データと「対話」 その中で仮説を検証 データとの「対話」 さまざまな形式のグラフに何度も…

Tsukuba.Rの資料を公開しておくよ

Tsukuba.Rは明日なんですが、発表する資料をBlogに上げておきました。発表の時はスクリーン、もしくは、Blogの資料を見てもらうという形にしようと思ってます。たぶん、今日上げても明日上げてもあんまり価値が変わらんと思うし、明日は会場準備があるので、…

apply familyの紹介

apply familyの紹介 まとめ Rらしいコードを書くならapply family ベクトル、行列、データフレーム、リストに対して何か作用させるようなもの applyとtapplyは覚えて帰って損ないよ!! apply familyって? lispのapplyのようなもの Rを使いこなす上では割けて…

Rを使った統計勉強法【中心極限定理編】

Rを使った統計の勉強法 中心極限定理とはなんぞや 要するに 正規分布 特徴 muはmodeを変化させるパラメータ sigmaは分布のすそのを決めるパラメータ 確認 一様乱数で確認 乱数の平均をいっぱい作る 確認 戻ってみよう 後半に行ってみよう 正規分布っぽいね! …

ベイズ特集か何か

集合・位相入門作者: 松坂和夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1968/06/10メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 62回この商品を含むブログ (56件) を見るBayesian Computation with R (Use R)作者: Jim Albert出版社/メーカー: Springer-Verlag発売日: 20…

Rのぐぐり方

Rのぐぐり方 Rでの検索の方法 Rの勉強の仕方 まとめ Rに聞く Rでのkeywordを覚える ハブサイトを押さえる tokyo-emacs EmacsのことはEmacsに聞け R RのことはRに(ry Rに聞く 分からないことはぐぐらずともRに聞く keyになる関数 ?hoge help("hoge") example(…

日程決定

一昨日くらいに言ってたやつですが、日程と時間を決定しました 「パターン認識と機械学習」と「集合・位相入門」をExtream Reading(笑)するよ - Seeking for my unique color. 毎週木曜の21:00〜23:00くらいにやろうっていうことになりました。あ、来週から…

昨日のmechanizeの問題が解決できたよー

mechanizeで分からないこと - Seeking for my unique color. id:elimさんからコメントを頂いた通りpostじゃなくってgetになってたのが原因でした。はてなグループのキーワード編集画面のところはディフォルトでpostになってるのに、なんねgetが適用されるん…

mechanizeで分からないこと

Tsukuba.Rの資料を作っていたんだけど、資料がどうやら長すぎるらしく414のエラーが返ってきてしまう。 /Library/Ruby/Gems/1.8/gems/mechanize-0.7.6/lib/www/mechanize.rb:199:in `get': 414 => Net::HTTPRequestURITooLong (WWW::Mechanize::ResponseCode…

第6講 ルベーグ内測度

何か順番がごちゃごちゃしてきたけど、講の番号とか付けておけばどうにかなるかな。前の講の理解があまりのもあれすぎる。 内側から測る ルベーグ外測度が外から行ったので、内側からも行きたくなるんだけど、そう簡単に行かないんだよねという話。正方形に…

「パターン認識と機械学習」と「集合・位相入門」をExtream Reading(笑)するよ

XR

統計学の研究室に所属してるので、機械学習の勉強とかをする機会がなかなかありません(そうでもないか)。機会がないと勉強できないだめ人間なので、機会を作ることにしました。が、学類の友達でこの辺に興味を持ってる&参加してくれそうな人がいまいちいない…

たらいをまわしたくなった

R

遅延評価かわいいよ遅延評価。 > (function(x,y,z){ifelse(x<=y,y,Recall(Recall(x-1,y,z),Recall(y-1,z,x),Recall(z-1,x,y)))})(10,5,0) [1] 10 しかし、再帰が深すぎると怒られた。 > (function(x,y,z){ifelse(x<=y,y,Recall(Recall(x-1,y,z),Recall(y-1,z…

第16講 ルベーグ積分へ向けて

あとで。 過去の記録 第二講 数直線上の長さ - yasuhisa's blog 第三講 直線上の完全加法性の様相 - yasuhisa's blog 第四講 ふつうの面積概念 - yasuhisa's blog 第五講 ルベーク外測度 - yasuhisa's blog ルベーグ積分とはなんぞや - yasuhisa's blog ボレ…

第15講 リーマン積分

積分と面積 ジョルダンのような厳密な意味で面積概念を見直しても、f(x)が連続ならば、Sは必ず面積を持つことが示される。 リーマン積分 しかし、面積概念がジョルダンのように確定したならば、何も関数fが連続と仮定しなくとも、fのグラフの作る図形Sが面積…