今年のNISAの投資計画

2016年になり、NISAでまた投資できるようになったので何にいくら投資するか考えてみました。2016年からはNISAの上限額が100万から120万になっていたんですね、知らなかった。投資の方針は以下の本にほぼ従ってやっています。

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

  • まず、生活防衛金を脇にどけておく
    • 私の場合は生活費3ヶ月分取ってあります。人によっては2年分という人もいます
  • 投資に回す額の何割までは失なわれても大丈夫かを考える
    • 私の場合、投資に回した額が75%程度まで落ち込んでもまぁ死なないかなと思うので、そこまではリスク資産に投資できるということになります
  • リスク運用マネーは一年で1/3程度になる可能性があるということで、それを折り込んで方程式を立てます
  • 現状、投資に回せるお金がm万円あったとします。株式や投資信託に代表されるリスク運用に投資する額をx万円とすると、国債などの非リスク運用マネーに回せるお金は(m - x)万円になります
  • リスク運用マネーが1/3になって、非リスク運用マネーはそのままになった場合で投資に回した額が3/4程度になる、というのを方程式にすると以下のようになります
    • 1/3x + (m - x) = 3/4x
  • mを個々人のケースに割り当てると、リスク運用マネーにいくら回せるかが分かります。

人によってリスクの許容度が異なるので、3/4のところは人によって異なります。自分がどれくらい許容できるかも分からない、という場合は少額の投資からやってみて、自分がどれくらいなら耐えられそうかを試してみるのがよいと思います。私の場合は昨年がその位置付けでした。ギリシャや中国が暴れてくれていましたが、今のところは問題なさそう。

さて、これによってリスク運用マネーにいくら投資すればよいか分かったので、昨年までに投資済みの金額をこれから引くと今年のNISAで投資すべき額が分かります。私の場合は今年のNISAでリスク運用マネーに投資する額は80万程度となりました。上限である120万を株式や投資信託に投資してしまった場合、私が許容できるリスクを大きく越えてしまうということになってしまうので、やはり計算しておくのは大事ですね。リスク運用マネー80万程度を株式と投資信託の全体が50:50になるようにNISAの注文をかけました(リバランス)。残りの投資できる額は個人向け10年の国債の購入に当てます。

ボーナスなどが出たらまたリスク運用マネーへの投資ができるようになるかもしれませんが、今のところこれが私のNISAの投資計画です。半年に一回程度リバランスを含めて買うだけなので、手間もかからずインデックス投資はいい方法だなと思います。