確定拠出年金の加入者掛金を増やした

確定拠出年金の制度は弊社では去年の4月くらいから始まったが、その当時は不勉強なこともあり「確定拠出年金の加入者掛金を0円」でやっていた。しかし、これではいかんだろう、ということで以下の本を買って勉強した。

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術

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掛金について

確定拠出年金は

  • 自分の会社が出してくれる事業者掛金
  • 自分の給料から出せる加入者掛金(マッチング拠出)

の2種類からなる。前者については個人ではどうしようもないので、掛金について個人で考える余地があるのは後者の加入者掛金だ。去年は「年金で所得減るのもなぁ…」と思って、これを0円に設定していた。しかし、金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術を読むと、加入者掛金は控除であるということを知った。控除になるということは、来年の所得税が減るということだ。仮に、毎月加入者掛金を5000円ずつにした場合、年間では6万積みたてることになる。加入者掛金0の場合はこの6万が所得になるわけだが、自分の所得だと所得税が20%かかってくるので、6万×0.2=1.2万を所得税で取られることになる。確定拠出年金の場合は65歳まで受け取れないが、どうせ貯金で眠ってしまうということを考えると節税したほうがトータルではよっぽど得になる。

節税になるからといって加入者掛金をいくらでも増やせるわけではなく、加入者掛金は事業者掛金を越えてはいけない、という決まりがある。よって、節税のことを考えると加入者掛金は事業者掛金と同じ金額を入れておくとよいということになる。