TOEICを受験してきた

TOEICを受験してきました。受けないといけない義務はないんだけど、定期的に受けて現状把握し自分にプレッシャーをかけるというのが目的です...。前回は約一年前に受けていて、そのときよりはリスニングちょっとはマシになったかなぁという印象。通勤時間が割と長めということもあり、その時間で英語の勉強をした成果がちょっとは出たような気がします。どんなことをやっているかメモしておきます。

Podcast

長々と聞くのは正直集中力が持たないので、長くても10分くらいのものを何回か聞くのがいい気がしています。国際会議などの映像も最近はVideoLectures.NET - VideoLectures.NETに上がっていますが、下手に技術が分かると英語が聞けていなくてもビデオや専門用語といったコンテキストで英語が補完されてしまいます。英語のリスニング能力を上げるという意味で補完されないでちゃんと聞きとるということを練習したいので、国際会議などの映像はあえて外しています。

BBC Learning English - 6 Minute English

一番楽しみにしているもの。自分のレベルにちょうどあっている気がするし、毎回ネタも面白い話が出てくるので。transcriptも用意されている。

CNN Student News - CNN.com

正直、自分のレベルだとまだ聞きこなせていないけど。平日ほぼ毎日更新されているので、続けやすい。transcriptも用意されている。自分の場合、過去のtranscriptをダウンロードしてきていて、分からない単語があったら過去のtranscriptからkeyword in contextのような形で使われている文脈を見なることがすぐできるようにしています(nlperなので)。

英語リスニングのお医者さん

英語が聞き取れないのは早いから、というより短かいからというのを本で読みました(もちろん語彙を知らないというのもありますが、知ってても聞き取れていない場合もたくさんある)。短かくなるのは音が消えたり、連結したり様々なパターンがあるのですが、そのパターンを列挙して自分が苦手なところ(本書ではウイルスと呼んでいる)を集中的に特訓するという内容です。私の場合は

  • 短縮ウイルス
  • 連結ウイルス
  • 弱形ウイルス

が苦手な箇所だったので、音声を2-3回くらい聞いてノートに書いてみてどこが聞き取れていなかったのかをひたすらチェックというのをやっています。やみくもにやるよりはよさそうです。意味が分かったかどうかよりも、ひたすら音を拾ってディクテーションしています。

語彙

知らない単語は聞き取れない、ということで語彙を増やさないといけません。英語論文の語彙はかなり限られているため、ほとんど辞書は使う必要ありません。しかし、新聞やニュースは英語論文とかなり語彙が違うため、分からない単語がかなり出てきます(言語処理の研究者なのに、よく使われるコーパスであるWSJのテキストは案外スラスラ読めない)。語彙はすぐには増えないのでコツコツやっていきます。現在はFlashcards DeluxeというiPhoneのアプリを使って勉強しています。

あとは、ロングマン現代英英辞典プラスも入れています。類義語との使いわけなどを簡単に引けるため手間をかけずに勉強できていい感じです。