商集合はあとでも使いそうなので、もうちょっと勉強しないとやばそうである。というわけでぐぐりまくる。
集合Aと、A上の同値関係fが与えられたとき、A上のfによる同値類の集合を、Aのfによる商集合(quotient set)と呼びA/fと表します。すなわち、商集合とは、
と定義される集合です。
例えば、先ほどの例であげた集合および同値関係
を用いて商集合を作ると、
となります。 ただし、、
、
です。
関係についてもうちょっと自分なりに
P52からP53の頭の「特に数学ではR(x,y)(x,yの変域はともにA)という形の2変数の関係がよく考えられる」という部分の「x,yの変域はともにA」を読み飛ばしていた。どうりで辺なことになっていた。という関係をRとする。aRbは
を満たすようなa、bの組(a,b)を要素として持つ集合である。例えば(a,b)として(1,0)とか(0,1)など。
ここで(a,b)全体はの部分集合の一つである。この場合はA=Rだから
となっている。もちろん、(a,b)全体は
にはなりえないので*1、そういう意味で部分集合となっている。
ゆえにAにおける1つの関係を定めることは、の一つの部分集合を与えることである。
*1:円の外とか中とか