最近プレゼン資料を作るときにはbeamerを使うほどの元気もなく*1keynoteを使っていました。Tsukuba.Rみたいなときのプレゼンやってるときは全然問題なく使ってたんだけど、研究室の勉強会とかどこかの研究会での発表に使うときに不満に思うようなことが多くなっていた。いくつか例を挙げると
- 英語のみで行間を0.5にすると前後の行で文字が被ってしまう
- あとディフォルトの行間が開き過ぎ(ディフォルトは1.0)
- オブジェクト(丸とか四角とかそういうあれ)の機能(?)がしょぼい
- オブジェクト間を矢印でつないだりするのはよくあることだと思うんだけど、オブジェクトを移動しても矢印は追従してくれない
- グラフィカルモデルを書くときに非常に不便
- なので、最近はOmniGraffleで図を書いていたりした(が、図とプレゼンファイルが分離されてしまうので不便と言えば不便。wordやpptでいいところはそういう図も一緒に持っておいてくれること)
- 数式が書けない
- LaTeXItなどで数式を持ってはこれるが、図の問題と一緒で元のTeXのソースとプレゼンの資料が別になってしまうので再編集のときに面倒なことになる
などなどがある。あとは背景真っ白なやつしか使わないとかアニメーションやエフェクトとか全く使わないので、Keynoteらしい恩恵にあずかれないなどなど、ということでKeynoteからの乗り変えをはかる。Macにoffice入れるのは宗教的にどうなのとか思っていたけど*2、周りの評判を聞いてると最近は結構よくできているとか聞いたのでPowerPointを買ってみることにした(id:mamorukさんありがとうございます)。
まだそんなに使っていないが、上で書いたような行間の問題は特に起こらないし、オブジェクトもOmniGraffleのように使えるし*3、数式も専用の(?)パレットがあるようでそれなりに使えるようなので割と満足。欲を言えば数式は専用のパレットじゃなくてLaTeXのソースを流し込めるといいのだが...。アドオン使うくらいならLaTeXItを使うし。もう一個いうとC-kのようなキーが食われてしまうのはちょっと気に入らない(keyremap4macbookでemacsキーバインドを使いまくっている)。