近況報告1: 「突撃! 隣のCI/CD」や「施策デザインのための機械学習入門の読書会」をやってる話

報告2から3くらいまで続きます、多分。

突撃! 隣のCI/CD

仕事でCI/CDする時に、社内の事情であれこれ工夫すべきところがあり、色々ハマりました。自分のグループだけでなく、他のグループにも関係するし情報共有したほうが効率上がりそうだなぁと思い、「突撃! 隣のCI/CD」をやりました。CI/CDに詳しいわけでは別にないですが、こういうのは知りたい側の人が企画するほうがうまくいく気がしますね。

社内ならではの知見を共有するぞ!というこのノリは前職でもやってたこれを真似してます。一回やってみると(会社変わっても)似たようなムーブはしやすくなりますね。

他の方も発表してくださって

などの発表がありました。どうあるべきかの技術の話だけではなく「ない状態からどうやってそこまで持っていくか」の立ち振舞いやチームの文化やその変化の話があって、こういうのが聞けるとやっぱりやってよかったなーと思いました。CI/CD以外にも色々展開していきたい。

「施策デザインのための機械学習入門」読書会

  • 仕事で最近数学使ってないなぁというのがあるけど、継続的にインプットしたいなぁ
  • せっかく勉強するなら今後何年も使える分野のこと仕入れたいな
    • 五年後に錆びれてるかもしれない賞味期限が短い分野ではなく…

というのがあり、因果推論やこの本に出てくる施策デザインはそれに値する分野かなと思って、読書会をしています。

社内でやるか、社外も含めて広くやるかの選択肢がありましたが、自社がデータを使った改善施策をバリバリ回しているということもあり、本の内容 + 社内の実例もあれこれ紹介する会にすると面白そうだったので、社内での開催にしました。一回90分で4回すでにやっているのですが、盛り上がりすぎてようやくChapter 2が終わったところです。楽しすぎる。読書会が終わったら、会社のtech blogにアウトプットする予定です。

この本の面白ポイントは色々ありますが

  • データが生成される過程はどうなっているか
  • それによってどういうバイアスが起き、KPIとの乖離が起きているか
    • 直接的にKPIを解けるように設定を考えなおす

あたりかなと思っています。条件付き確率がどうなっていて、そこを補正するためにこういう(潜在的な)変数を導入して...という流れはベイズっぽさを感じるところがあり、PRML育ちの自分としては何だか懐しい気持ちになったりしたのでした。完走目指してやっていくぞ。