HMMのGibbs Samplingを考えるとき、マルコフブランケットの変数のみを考えればよいのだがなんでだっけとかアホなことを考えたりしたのでメモ。なんでマルコフブランケットだけ考えればいいかについてはパターン認識と機械学習 下 - ベイズ理論による統計的予測のp95付近に書いてあって
と書けるから。残るのは
- ノード自身の条件付き分布
- を条件付き変数集合に含む(を親に持つ、ってこと)任意のノードの条件付き分布
だけ。最初のケースはtail-to-tailかhead-to-tailのケースになるので、親のことだけ考えておけばよい。一方、2つ目のケースは子供はもちろんだが、共同親も考えなければならない。これはhead-to-headのケースがあるからだ(子供が観測されたとき親同士の条件付き独立性が崩れるということ)。
と共同親を、子をとする。のほうが親にくる場合を考えたいので、なのかそれともでいいのかを考えればいいことになる。
となるが、これはの形に因子分解することができない(ので、のことも考えてあげないといけない...でいいのかな)。
3つのグラフの例
- tail-to-tail
- head-to-tail
- head-to-head
- tail-to-tail、head-to-tail => cが観測済みのとき条件付き独立、cが観測済みでないとき条件付き独立「ではない」
- head-to-head => cが観測済みのとき条件付き独立「ではない」、cが観測済みでないとき条件付き独立
過去ログを調べてみたが、何か途中で挫折した感満載のものが出てきた...。
- 作者: C.M.ビショップ,元田浩,栗田多喜夫,樋口知之,松本裕治,村田昇
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2012/02/29
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 14回
- この商品を含むブログを見る