「フューチャリスト宣言」サイン本欲しい!って書くといま当たるかもしれないらしいんですけど、自腹で買いましたw。Web進化論は、これから社会がどういう風に、どのような方向に動いていくかを書いた本だと思うんですけど、この本はそんな社会のなかで自分が成長するためのヒントのようなものを与えてくれる本だと思いました。いくつか線を引いたようなところがあるんですけど、例えば
人間の成長を分ける分水嶺は、偶有性をどう受け入れるかということだと思う。成長する能力のあるという人は、自分にとって痛いこと、つらいことをきちんと受け入れて、それを乗り越えていける人だと思うんですよ。ネットってまったくもって、無制約にいろんなものが入ってくる場所だから、偶有性に身をさらす上で、これ以上の場所はない。
のようなところ。この本で一番気になった、というかキーワードかなぁと自分が感じたのは「偶有性」という言葉。意味は同じではないけど、セレンディピティと似たようなイメージを持つ単語だと思いました。
セレンディピティ
無限に広い地図のなかから、自分が行くべき道を探し得る能力があるということですね。
セレンディピティとは - はてなキーワード
セレンディピティ - Wikipedia
これってセレンディピティそのものことですよね。ひとつのことを知っているというだけでは、例の羽生さんの学習の高速道路によって、コモディティになってしまうから、異質なもの同士を組み合わせて簡単に真似できないものを生み出して自分独自の付加価値を生み出していかなくてはならない。
最近自分にしか生み出せないものと自分のアイデンティティって被るところあるよな、とよく考えるので、そういう意味で考えさせられる言葉。
偶有性
人間の成長を分ける分水嶺は、偶有性をどう受け入れるかということだと思う。成長する能力のあるという人は、自分にとって痛いこと、つらいことをきちんと受け入れて、それを乗り越えていける人だと思うんですよ。ネットってまったくもって、無制約にいろんなものが入ってくる場所だから、偶有性に身をさらす上で、これ以上の場所はない。
確かに、ネットの世界では予想できないようなことがいろいろ起きます。いいことも悪いこともどっちも。そういう中で、いいことはパワーに変えて、悪いことは糧にしたり、はたまたスルー力を発揮したりする楽観主義を持っていると強いなぁと思います。まあ、そんな難しいこと考えなくてもポジティブな人間と一緒にいる方が楽しいですしねw。
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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あんまり関係ないですけど、この本を読んでいたらブログを実名でやりたくなりました。どういう思考回路で実名ブログにするに至ったかを書こうと思ったんですが、うまく言葉にできないので今のところ書きません。うまく書けたら書くかもだけど、たぶん書けませんw。
あーうまく日本語にできなーい!!