朝会スピーチでオリンピックの卓球を紹介しました

はてなではリリース機能改善・周知等を社員で共有する朝会が毎日あります。朝会の中で毎日誰かが自分の好きなことについて3分スピーチをするという文化があります。今日は私が担当だったので、オリンピックでさらに熱いことになっている卓球の魅力について話しました。3分しかないので軽く原稿書いたのですが、せっかくなのでブログにも投稿してみます(スピーチで話す前提で書いているので文だと魅力が伝わらないかもしれない...)。

おはようございます。5Gでwebアプリケーションエンジニアをやっていますid:syou6162です。専門は自然言語処理ですが、今日は今が旬のオリンピック、中でも特に熱い卓球の魅力について話をしたいと思います。色々話したいことはあるんですが、朝会なのでポイントを絞って三つ紹介します。

1: ラリーがダイナミック

まず一つ目の魅力はラリーがダイナミックであるということです。卓球台、全く見たことない人はいないと思いますが、サイズとしては大体長さ2.7m、幅1.5mという縦長の机くらいのサイズ感で、温泉卓球をイメージされる方が多いんじゃないかと思います。ですが、競技としての卓球は(台ではなくて)コートのサイズとしては7m×14mもありまして、バトミントンのコートくらいのイメージです。下の動画を見てもらえばわかりますが、特に男子の試合は中陣後陣に下がってドライブを打ち合う試合が近年特に多くなっていまして、ラリーが何本も続くと観客もヒートアップしてきます。


Tribute to Ma Long - The World Number 1

2: ボールの回転を生かしたプレイスタイルが多彩

二つ目の魅力はプレイスタイルが多彩という点です。卓球が他のボールスポーツと大きく違う特徴として、ボールの回転量が多く、プロ選手だと秒間120回転くらいさせるようなスピンの効いたボールを打てます。回転も上回転だけでなく、下回転あるいは全く回転のかかっていないナックルボールなど様々です。こういったボールの様々な回転により、卓球では様々なプレイスタイルがあり、これも卓球を面白くする大きな要因です。

例えば日本の福原愛選手、卓球台の前についての速攻も得意ですが、ラケットの裏面が表ソフトと呼ばれるラバーを使っていて、相手のドライブをナックルボールにして返球するのが得意です。ナックルボールはボールが伸びてこないため、左右の動きだけでなく前後への厳しい動きも要求されます。ついてこれなくなった相手を今度はスマッシュでトドメを刺すといった具合です。

攻撃型だけでなく守備が得意なカットというプレイスタイルもあります(僕もこのスタイルです)。カットは台から下がって相手の攻撃を主に下回転で返してしのぐというプレイスタイルです。カットはドMだから打たれるのが好きというわけではなく、相手の攻撃を、回転やリズムの変化(すごく下回転のかかったカット、全然下回転のかかっていないカット、横回転のカット、時には上回転で攻撃を混ぜるたり、前陣に出てきてブロック)をつけることでミスを誘うというプレイスタイルです。

プレイスタイルとしては両ハンド攻撃型の選手がメジャーではありますが、選手の個性が強く出る様々なプレイスタイルがあるのも卓球の大きな魅力の一つです。

3: 日本が強い!!!

すごい技術を見せてくれる選手の試合はいつ見てもいいものではありますが、オリンピックということで、みなさんも自分の国の選手が活躍していると胸が熱くなってくるものがあるんじゃないかと思います。そんな皆さんに朗報です!!!リオオリンピック、卓球日本が大活躍しています。すでに終わってしまった個人戦でも

  • 水谷: 男子個人銅メダル
  • 福原: 女子個人4位
  • 丹羽: 男子8位入賞

という活躍ぶりです。中学のときからオリンピックの卓球の試合を眺めていますが、こんなに活躍したオリンピックはこれまでないです。そろそろみなさんも卓球の試合が見たくなってうずうずしてきた頃かと思いますが、オリンピックの卓球はクライマックスに近づいて観戦には最高の時期です。

  • 男子準決勝: 火曜3時(3-1でドイツに勝利!!!)
  • 女子3位決定戦(日本vsシンガポール): 火曜23時
  • 男子3位決定戦(ドイツvsおそらく韓国): 水曜23時
  • 男子決勝戦(日本vsおそらく中国): 木曜7:30

四年後は東京オリンピックですし、今晩からテレビを見てジワジワと盛り上がっていきましょう。以上です。