インターンもあと少し

今日あわせてあと二日。

スピードとクオリ1ティ

インターンで仕事を体験させてもらって、今の自分でもやれないことはないんだなということが分かった。他の誰かに「yoshid50ならできるよ」とか言われるのではなく、自分で体験したというのが自分の中では大きいかなと思います。

が、これで満足かと言われれば否。約一ヶ月半の間、(二つチームがあるんだけど)一つのチームの一番上の人とお仕事をさせてもらった。その中で驚いたのはスピード。自分の5倍速くらいで同じ仕事量を終わってしまう。しかも、倍以上のクオリティで(あ、スピード比、クオリティ比は自分の主観入りまくりです)。

友達とそのことを話したりすると「仕事での経験量が違うんだから仕方ないよ」みたいなことを言われます。まあ、確かにその道でずっとやっていれば、仕事をこなすスピードやクオリティは上がるでしょう。でもね、それだけじゃ詰められないものがあったってのも確かだと思いました。皆さん仕事、早いんですけど、その方は特に早いし、質も高い。いや、本当に。ある意味カルチャーショックを受けるくらいでありました。

単に慣れるとかそういうのだけじゃ、あのレベルまで、あのレベル以上は届かない。日々仕事をしていく中で、もっと早く仕事をするにはどうやったらいいのか、質を上げていくにはどうやったらいいのかを考えつづけていかないとたどり着けない。そういうことを実感できるようなすごい人と一緒に仕事をさせてもらえたというのはすごく幸運でした。

ライバル

ちょっと話が変わるんだけど、自分には中学、高校と(こっちが一方的に)ライバルと思っている人がいました。前にも書いたことあるかもだけど。本当に一方的でそれぞれ何かで勝ったことがあるのは3年で一回くらいとか。でも、そういうやつらの存在が自分の中で大きかった。こっちがマジで全力で追っかけるのにちっとも差が詰まらない。それどころか、こっちがちょっと気を抜いているとあっという間にまた離されてしまう。そういう奴がいてくれたおかげで、中高校と突っ走ってこれました。「こんのやろーめ、今度は俺が抜いてやるんだから見てろよー!!」みたな感じでしたが。

「人とか気にせずに自分の尺度で頑張れば…」とかこの手の話にはいろいろあって、この前はてブでも話題になってました。自分としてはそれと何くそ根性の二ついい具合に使ってる(と思ってる)ので、まあライバルとかそういうのが必要なのです。

が、大学に入ってなかなかそういうライバルと思えるような人がいなかった。すげぇと思える人とか、頑張ってるやつとかいるんだけど、何かライバルとは思えなかった。それなりに走っちゃきたけど、中学高校とは違う感じ。

でも、このインターンでずっと一緒にお仕事させてもらった方は(レベルが違うのは承知してますが)何かライバルとかそういう感じで捕らえることができた。年も10歳近く離れていたのに、レベルも全然違うのに、ライバルとか思ってしまってた。もちろん超一方的ではありますがw。今まではこういう人をライバルとは思えたかったのにね。結構長い間一緒に仕事をさせてもらったからでしょうか。

とにもかくにもライバルという人が見付かったらおっかけて追い抜きたくなるのが自分の性分でありまして、どうにかこうにかこの方を抜いてやる!!みたいな気持ちでずっと仕事をやっていました。いや、もうこの方は本当に素晴らしい方で自分がしつこく質問しても懇切丁寧に答えようとしてくれます。それでも「これだけ教わってるんだから、俺が抜かないと逆に申し訳ないだろ!!」みたいな感じでやってました。というわけで、これから抜いてやる!!と思えるような自分に取ってインパクトのある方と出会えたのは非常に大きな経験だと思いました。いや、まじこれから努力して抜きます、とここに宣言。

働きながら勉強していくことの難しさ

これまたインターンにしては長い期間を働かせてもらったので*1感じるのですが、仕事をやりながら自分で勉強してスキルアップしていこうというのはかなり根気がいるんだなということを感じました。「電車の中とかで勉強していけるかな」と思っていたのですが、(特に帰りは)睡魔が襲ってくるw。こういうのを続けて頑張っていくためには根性云々じゃなくて、しっかりとした目標とかを持って挑まないと難しいということを実感しました。まあ、それでも電車の中で本広げたりパソコン広げたりして勉強していたわけですが。継続していくのは難しい。でもやっていかなきゃだ。そこで止まってなんていられない。

学業と実務

たまに「大学で習うことなんて全然役に立たない」みたいな話を聞くことがありますけど、少なくとも僕がいきたいと思っているようなところは、それは真実ではない、と思いました。統計やデーjタ解析、マーケティングの知識とかバリバリ使うし。そんでもって、自分の理解の浅さも身に染みました。理解したつもりになってるだけで、使いこなせないということ多発。統計とか強力な道具だけに取り扱いかたには十分注意を払わないといけない。その辺は2学期以降の大学の勉強で補っていこうと思います。

が、さっきの「大学で習うことなんて全然役に立たない」ってのも完全に偽でもないとも思いました。大学で習うような理論だけじゃ、現実の問題を倒せないこととか山ほどでてきました。

*1:他のところのインターンは2週間とか3日とかだったりして結構短い。