日本の年金制度(民間会社員の場合)について

日本の年金制度(民間会社員の場合)についてまとめておく。日本の年金制度は4つのパートからなっている。

  • 1F: 国民年金(基礎年金)
  • 2F: 厚生年金
  • 3F: 企業年金と確定拠出年金
  • 4F: 個人年金や財形年金など

国民年金

加入形態は3つあるが、私の場合は共働きなので加入形態は2人とも第2号被保険者。保険料の納付は第2号被保険者であるため、個人としての納付は行なわず、厚生年金や共済年金がまとめて国民年金へ拠出金を支払う。

給付の種類には

  • 老齢基礎年金
  • 障害基礎年金
  • 遺族基礎年金

などがある。

厚生年金

厚生年金が適用される事業所に加入する70歳未満は全員加入(私のケースも入っている)。

保険料の納付について。従業員分は事業者が給与天引きで徴収。企業負担分とまとめて納付を行なう。従業員と企業は半分ずつ負担する。「厚生年金保険料」というやつがそれかな。

給付の種類は国民年金と同じ3つの種類がある。

企業年金

厚生年金基金と確定給付企業年金の2種類がある。

確定拠出年金

企業型と個人型がある。私の場合は企業型。企業型の確定拠出年金では、掛金を拠出するのは企業。掛金の限度額は法律で定められており

  • 確定拠出年金以外の企業年金がある場合
    • 月額: 27500円
  • 確定拠出年金以外の企業年金がない場合
    • 月額: 55000円

となっている。また、企業によってはマッチング拠出というものがあり、企業だけでなく、個人も掛金を拠出することができる。これは今の私のケースにも当てはまり、節税効果が高いため加入の途中からやり始めた。

また、企業によっては選択型確定拠出年金(選択制401K)というものもあるようだ。

こちらの場合は、掛金を拠出するのは企業ではなく、個人となるようだ。その際、給与の「生涯設計手当」からこの掛金をいくら拠出するかを自分で設定する。