マイニングと分析とアイデアマラソンと

インターンのことです、はい。電車の中でテンションハイで書いているので後で読み直したらたぶんさっぱりです、はい。

会社について

行っているところは前から言ってるようにデータマイニングをやっているところです。データマイニングってのはデータの山から宝物を探すってことで、少し華々しいイメージを持つ人もいますが、やってみると分かりますが、出てくるのはほとんどゴミばっかりです。使えるようなデータはなかなか出てきません。いや、ほんとに。がっかりするくらい出てきません(笑

あ、でそこはあんまり関係ないんですが、データの収集以外ほとんどなんでもやっています。

  • データの加工(解析に使える用に形式を整えたり、欠損に対して処理を施したり)
  • いろいろな解析
    • 単純なクロス集計
    • 高度な統計手法を用いたもの
    • 様々な予測モデルの構築
  • レポートの作成
  • 経営やマーケティングに関する提言

などなど。まあ、本当に小さな会社ながらよくこれだけやるよなというくらいやります。万単位でアンケートを取るようなところも解析をやったりはするんですが、やっても基本統計量とかクロス集計くらいです。仮説がもともとたっているようなところはクロス集計やったりして仮説があっているか検証してプレゼンに説得力を出させる、という風に使ったりしているようです。

しかし、クロス集計でできることも限られています。というか質問数がたくさんあると有用なデータがあったとしてもそれぞれが独立していてどう生かせばいいのかさっぱりです。人間せいぜい2、3次元が精一杯です*1。なので、やっぱり合成したり、分解したりなどなどの作業がやっぱり必要になってきて、データマイニング、統計手法の登場というわけです。基本統計量とかはデータの全体とかしかやっぱり捉えていなくって、一人一人の顧客がどういう風に考えているかを捉えることができません。やっぱりローデータを見ないと一人一人の顧客は理解できないというわけです*2

そういうわけで、うちは単純な解析だけじゃなくってもっと深いところまでやっています*3この前書いたのとかもほんの一例です。そんでもってマイニングやったりするとことはこういうところまでやるのですが、さらに先へ進みます。この辺の分析が終わるころにはどの辺の顧客にどういうアプローチが必要とか分かってくるわけで、大体その辺で終わりです。でも、この会社はその分析した結果をどうクライアントの経営に具体的に生かすかまで考えて仕事をしています。口先だけではなく、クライアントの立場に立ってアイデアを練ります。

この辺のアイデアとかは技術とかじゃないですね。それこそもう完全にアイデアです(謎。でも、この会社はアイデア出す雰囲気が漂ってるかなぁと思いました。アイデアマラソンの講義を受けたときに樋口さんから「アイデアはとにかく人に話せ!!」と言われましたが、話す環境が整っています。地味な作業が続くのでみんな黙ってしまうというようなことがいつ起こってもおかしくないのですが、皆さんことあるごとに喋ってくれます。上から目線ではなく、こっちが何を考えているのかとか、まとまっていないような考えをふっと一本にしてくれるような言葉をかけてくれます。リアルにこれはなかなかすごいと思う。解析とかもすごいと思うが、こういう環境が実は一番すごいのではないだろうか?下らないアイデアに誰かが乗っかっていろいろ言っていくうちに割りと実現できそうな結構いいアイデアが出てきたり。まさにグループアイデアマラソンであります。

あー、もうだめだ。エンジンが切れ始めた。とりあえず、出したらいけない情報が入っていないということを素面で確認したので、エントリとして上げときます。わけ分からないけどもういいや。。。

*1:自分は3次元データとか相当きついですw

*2:データ解析でも平均分散とかの基本統計量だけ見てたってだめだよ、データの分布とかを見ないとデータは捉えられないよってことを言っていたと思うんですけど、そういう感じです。

*3:別にクロス集計が悪いと言っているわけじゃありません。結局最後はクロス集計を使ったりするわけですが、クロス集計だけを使って顧客のことを知るのは難しいよね、ってことです。