ちょうどいいのがあったよ、インターン先でこういうのをやってます

何かデータマイニングとかよく分からないところに行きやがったなyoshid50は…とか思ってる人が大多数と思います。で、さっきインターンとかでやってるようなちょうどよい感じのを見付けた!!

僕が女性誌とかを見るわけじゃないんですけど、アンケート結果に基づいてこういうのを作ってます。こういう図を主観じゃなく作ることで*1市場の穴場とか、競合と被ってるからもっとこっちの方向に差別化しなきゃ!!みたいなことをやってます、簡単に言うと。もう少し詳しい内容を知りたい人は「続きを読む」をどうぞ。
まず、実施したアンケートデータの項目の一つに因子分析をかけます。因子分析からいくつか因子が出てきます(当たり前)。それらの因子に分かりやすいような名前を付けます*2

で、その因子分析をした結果に基づいて(因子得点に基づいて)、クラスター分析をかけます。1因子と1クラスターが同じになってしまって、「クラスター分析をやるまでもなかったね…」ということもありますが、やるまでもあるときがあるので(日本語変w)やります。どういう時に必要になるかとか、自分のメモがてらに書いておきます。

例として食べ物とかに関するアンケートを取ったとしませう。因子分析で因子が3つ出てきたとして

  • おいしさ重視
  • 価格重視
  • 健康重視

の3つの因子が出てきたとします。クラスター分析をやっても3つのクラスターが出てきて、3つのクラスタそれぞれでこの因子1項目だけが高いという場合、クラスター分析をするまでもなかったねー、という時です。しかし、中には「価格重視だけど、おいしさも重視だよ!!」とか「健康重視だけど、おいしさもないとダメ!!」みたいな人がいたとします*3。こういう場合はクラスター分析をする必要があるときです。このクラスター分析の結果をさっきのポジショニングマップとかにしていく、というわけです。

もっとやる場合には、クラスターの属性(性、年代、職業etc)なども調べてプロファイリングシートを作ったりもします。こういうプロファイリングシートとかを作るとそのクラスターの人たちがどういう人たちなのか容易に想像できるようになり、説得力が出てきます。なお、クラスター毎の属性を調べるにはクロス分析などを使います。

こういうのはインターン先に限らず、手法の紹介なので大丈夫だと思われる。。。

*1:って言っても結局ネーミングとかに主観が入ってしまうことは間違いないんですけどw

*2:この作業が以外と難しいのですよ。。。

*3:調査による。ケースバイケースです。