天才は嫌い

今週もゼミに行ってきました。あと2回かそこらで終わりになんかな?さて、2学期はどうしたものか。誰か行かない?ゼミじゃなくて、院の授業でもいいけど。

さて、今日のゼミでは\sum_{1 \leq k \leq n}k^2をいろんなやり方でやってみるというような内容でした。5つくらいの方法を使って、閉じた形で表すことを目標にやる。で、その中で出てきた今日一番気に入った言葉。

Flashes of inspiration should not be necessary.

頭のいい人が一般項のようなものを考え出してくれれば、あとは数学的帰納法でちょいちょいと行けるわけですが、それをやるには天才的な発想が必要。もっともこの例だとそうでもないけど。

いろんな方法を駆使して、一般項が求められないかを試していくわけですが、そのやり方というか精神がいいなぁと思いました。天才的なひらめきなんてそうそう出せるもんじゃないし。自分には才能というものがない、というのはよく知っている。でも、そんな中でも戦っていかなくちゃいけない。そういうときにどうするか。

そんな時にこういうの見ると勇気が出てきます。「あ、これなら戦える」みたいな。アイデアマラソンも同じような感じでやってますね。無いものねだりではなく、自分ならどう戦えるか。考えていきたいです。

あ、ちなみに上のやつは応用数理とかで出てきた和と積分の対応関係みたいなのを使ったりして出すことができました。大活躍だな。