Absolute Relative Method

今日体育でインラインスケートがあった。外を走ったのだが、クラスの中で一番遅かったみたいだ(女の子も1/3くらいいて、40人くらいのクラス)。リアルにへこみそうになるのだが、新しいこととかに対する自分の適応力のなさとかは今に始まった話ではない。

こういう時とかに自分はよく評価の軸を絶対評価、相対評価と変えることで、今までなんとか頑張ってきたような気がする。これをAbsolute Relative Methodと付けることにしょう。どういうものか書いてみる。

Absolute

絶対評価のほう。めちゃくちゃ調子がいい時か、人と比べたくもないときに使う。

めちゃくちゃ調子がいい時

他人がどのくらいできるとか全く考えずにつっ走る。このときは多少障害物があってもかわしたり、ぶち壊して進むことができるのでエンジンが止まるまでつっ走る。休むのがもったいない。

人とも比べたくもない時

今回のインラインスケートのような場合。他人と比べてみてもいいところが見当たらない。「他の人と比べて俺は…」となるような自信を失いかけの時に使う。

こういう時は他人を見ずに、過去の自分と比較をする。「昨日はこれできなかったけど、今日はこれができるようになった」、「昨日はどうやればいいかも分からなかったけど、今日はどこが分からないかが分かるようになった」など少しづつ成長している自分を見ることで自信を持つ。日記などを付ける*1ことで、過去の自分から成長した感じが分かってくる。あくまで他人と比較はせずに、マイペースにやることがポイント。

Relative

相対評価のほう。「これはできるんだけど、全部はね…」、「できるんだけどやる気がでない」場合に使う

これはできるんだけど、全部はね…

人とも比べたくもない、というほどではないが自信を持てるというほどでもないという場合。全部を比較するのではなく、部分部分で他人と比較する。「全部勝ってるわけじゃないけど、ここだけはAには負けない!!」みたいな感じ。些細なことでも自信を持って行動できると他の部分にもプラスの影響を及ぼすことが多い。

ちなみに、ここで勝っている負けているの判断は全く持って主観的でいいと思う。なぜならば、勝っていると思うことで、自信を持たせることが目的だから。自信を持って行動してれば、あとから実力は付いてくる的な考え方。頑張れていない時にこれを発動すると、実力を伴わない自信となり、痛い目にあう。

できるんだけどやる気がでない

「できるっちゃできるけど、あんまり自信があるわけでもない。けど、練習(勉強とかも)するのだるいなー」みたいな時。やる気のない時だってある、人間だもの。そういうときは「あいつできてないけど、頑張ってるなー。ん、ひょっとして俺抜いちゃうんじゃね?」みたいな感じで自分を煽る。相手のレベルや、やってることに関らず、頑張ってるやつを見たら自分を煽って焦らせる。やればできるときにこれをやるのだから、やったらできる。やりこんで力を付けるのが目的。

なんで、こういうのをやっているか?

本とかを読んでると「人と比較せずマイペースにやっていくことが大事ですよ」みたいなのが書いてあるときがある。でも、それは結構難しい。なぜならば、人と比較して得る自信みたいなのもあるし、優越感みたいなのを味わいたいと思ったりすることもあるからだ*2。なので、このAbsolute Relative Methodでは両方とも利用する。見方を変えれば自分を弄んでるような気がするけど、自分に自信を持つためやスキルアップのためにやるのだからそれほど問題はないだろう。弄んでも結局自分を可愛がっていることになっている。

「こんな簡単に切替えできないよ」という人もいるだろう。そういう人は違った方法を探してみることをお薦めする。押しつけることはしない。ただ、割りとテンションの起伏が激しい人にはフィットすることがあるかもしれないのでブログに上げてみた次第です。
#自分の場合「俺ってば天才なんじゃね?」みたいな勘違いの時期と「なんで、俺こんな才能ないんだ…死にてぇ…」のような、まるで振られた後のような時期が周期的に訪れる。こういう起伏を逆に利用して、継続的に頑張るメソッドと考えてもらっていいと思う。

*1:ブログなどでもいいだろう。

*2:人間だもの。