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最近のアイデアマラソンについて

アイデアマラソン

僕のアイデアマラソンは2006年の11月11日から続いています。大学の集中講義にて樋口さんの講義を受けさせてもらったことから始まっています。エネルギッシュな樋口さんが印象的でした。

アイデアマラソンへの違和感

そんなこんなで今日まで続いているアイデアマラソンなわけですが、最近少しやり方を変えてやっています。というのもアイデアマラソンのやり方が完全には自分にはフィットしているようには思えなかったからです。以前ceek.jpの中にブログで投げさせてもらった解答の終わりの付近で、

この辺、自分に合ったスタイルを確立するのが良いですね。分からなければ、とりあえず真似をするのはいいのだけど、真似をすることによって迷いが出るのであれば、さっさと捨てるのが吉だと思っています。

書いた後の裏紙の行方について - Ceekz Logs (Move to y.ceek.jp)

というのがありました。要するに自分にあったシステムを探していたわけです。アイデアマラソンが素晴らしい発想法であることには間違いない。それは今日まで続けてきた自分が一番知っている。が、授業でやっていた方法に違和感を感じていたのもまた事実。具体的にどの付近かというと、

大きさ

一覧性、書ける分量、適度な大きさというのを樋口さんが考えた結果、A5ノートという結論が出たのだと思います。確かに、大きさ的にはいいと思うのですが、僕が常備するには大きすぎた*1

書きやすさ

また、A5のルーズリーフノートに書いているのですが、真ん中の金具が書くときに邪魔になってしかたがない。取り外せばいいのだけれど、取り外すとなくすもと。右側だけに書くというのもありだけど、ノートに閉じておける分量が半分になるので、なんかなーと言う感じ*2

検索性

アイデアマラソンは「毎日オリジナルなアイデアを出すことで、発想力を鍛える」ということが根本にあるかと思います。ただ、出しっぱなしにするのではなく、「ノートに取る」という行為によって、必要な時に過去の自分が考えたアイデアを使えるというところが素晴らしいところだと思います。今の自分と過去の自分、二人で戦えるのだからこれは強力です。

なので、現在の自分の発想力を強化していく一方で、過去の自分のアイデアを探したいという時があると思います。しかし、紙というメディアを使ったアイデアマラソンは検索性というところでは劣るところがあります。膨大に増えてしまったアイデアの中から、例えば「過去に自分の出したコンビニ関連のアイデアを探したい」というときに効率的に探す方法が分かりません。樋口さんが講義の中で「A5ノートをスキャナでとって、pdfにできるものがある」と紹介されましたが、残念ながら僕は持っておらず、回りにも持っている人がいないようです。少なくとも「A5ノートとペン」という組合せより手に入れづらいのは確かです。

やはり、アイデアマラソンノートのみで行うアイデアマラソンは、検索性が高いということは残念ながらいうことはできないかと思います。

タグとの関連性

アイデアマラソンには大分類というものがあります。日付の横に書くやつです。僕はこれを初めて見たとき、「これってタグじゃん」と思いました。タグっいうのはソーシャルブックマークやブログに最近よく用いられる分類法です。ちなみに僕のブックマークはこんな感じ。アイデアマラソンもタグみたいな使いかたをすれば、もっと面白くできるのではと思っていました。

何が問題か?

上に書いたことをまとめると

  • 大きさ、持ち運びやすさ、書きやすさ
  • 検索性

が僕の感じていた違和感のようなもの、ということができそうです。これを改善する方法を探しました。

ツールを変える

一ヶ月程前に、Linuxを使いはじめました。その際にChangeLogというものを見付けました。いろいろ見てみると、とてもアイデアマラソンと相性がよさそうだということが分かってきました。何よりシンプルなところがアイデアマラソンとよく似ている。ChangeLogについては僕が説明するより下のリンク先を見てもらった方がよく分かるのではないかと思います。プログラムとか普段触らない人は一番上の橋本さんの記事が一番分かりやすいのではないかと思います。ちなみにChangeLog&ChalowはLinuxユーザーだけではなく、WindowsやMacを使っている方にも気軽に使える道具です。

ChangeLogというただのテキストファイルメモを紹介したはずだったのですが、上の紹介にchalowという言葉がよく出てきたと思います。このツールはたつをの ChangeLogを運営されている山下達雄さんが作られたツールです。簡単に言えば、「質素過ぎるChangeLogを見栄えよくしてくれるもの」みたいなところでしょうか。

で、なぜ僕がこのChangeLog&Chalowを使ってアイデアマラソンをやろうと思ったかというと、先ほど上げた

  • 書きやすさ
  • 検索性

を求めた結果でした。ChangeLogは自分の好きなエディタで書くことができるので、ものすごく書きやすいです。特別なソフトを立ち上げる必要がありません。意識しないで書き出せる。
また、ChangeLogはChalowを使うことによって簡単に検索することができます*3。さっき言った「過去に自分の出したコンビニ関連のアイデアを探したい」みたいなことがほぼ一瞬でできます。省けた手間でさらにアイデアを出すことができる*4。過去の自分の力を最大限に使うことができるのです。

携帯性

しかし、単にツールをアナログからデジタルに変えれば問題が解決するほど、アイデア出しは楽なもの(?)ではありません。上のツールを使うには、PCが必要となってしまいます。割りとパソコンは持ち歩いていますが、起動時間なども考えると使えないときが出てきます。

なので、アナログのいいところはいいところとして見習います。ただ、少しサイズを小さくします。僕はちょっとした時間や、PCを開いていないときに思い付いたアイデアを「鉛筆付縦開き手帳 」というメモ張に書いています。この手のメモ帳は、それこそ星の数ほど出ていますが、これは僕の使いたいメモ帳の使いかたを実現できます。詳しくはhttp://nais.to/~yto/doc/zb/0001.htmlを見てもらうといいと思います。何より、ポケットの中には入って、食事だろうが、それこそトイレの中だろうが、思い付いたらアイデアを書くことができます。この使いかたは(僕には)A5でできなかったこと。

そして、このメモ帳に書いたことをChangeLogへ書き写します。メモをするところが二つになる、というところがデメリットですが、「それほどこれに大量にメモするというわけではない」ということと「検索性」というところからこうなりました。

絵の重要性

しかし、上の二つの方法を取り入れてもまだ足りない点があります。それは、「絵を載せることができない」ということです。アイデアマラソンに絵を書くことの重要性は樋口さんの本を見てもらうこととして、ChangeLogは絵を書くことができません。紙に書いて、デジカメに取って…みたいなことを考えましたが、手間がかかります。手間がかかることは続きません。

どうしようかと考えましたが、これもアナログでいくことにしました。これは、さっきの鉛筆付縦開き手帳ではなく、もとのアイデアマラソンノートにです。絵を書くときに小さすぎるのはよくないと思うので。

書いた絵に関する情報をテキストでChangeLogへ転記します。「なんとかに関する絵」のような感じで書きます。取り合えず、検索で引っかけることができるような文字情報として残しておきます。

ツールが三つ

ポケット一つみたいな重要な原則がありますが、上の僕のやり方ではChangeLog、鉛筆付縦開き手帳 、アイデアマラソンノートと三つもあります。これで崩壊しないのか?

僕は崩壊しないと思っています。ただし、僕以外の人が崩壊しないかは保証できない。なぜならば、僕が以下のような使いかたをしているから。

絵をあまり書かない

先ほど、アイデアマラソンノートに絵を書くことは大事、といいましたが、実のところアイデア数に占める絵の個数は多くありません。書いた方がいいとは分かっていても、書けないんですね。

だから、アイデアマラソンノートからChangeLogへ転載する量も多くない。ならば、続くだろう。

URLの問題

先日http://d.hatena.ne.jp/syou6162/20070514/1179119560のような記事を書きましたが、Webを見ているときが僕は一番アイデアが思い浮かびやすい。そういう流れでアイデアマラソンをしようと思うと、発想元のURLを書きたいことがある*5。そんなときに紙にURLを書こうとするなら、ほぼ100%間違う。デジタルならばコピー&ペースト。間違い用がない。

最後はChangeLog

三つ道具を使うことになりますが、現在の僕のやりかたで行くと、どんなアイデアもChangeLogを見れば行き着くことができる仕掛けになってします。外で思い付いたアイデアも、自分のへったくそな絵でも、Webを見ていて思い付いた絵でも、ChangeLogの中に必ず存在します。そして、その中から数秒かからず必要なものを取り出せるのです。

トレードオフの問題

このやり方もChangeLogへ転記しないといけないという、あまり頭のよくないことをしています。そうしないと必ず存在するということが証明できないからです。

転記の手間を惜しんで、またアイデアマラソンノートへ戻るか。それとも、検索性などを求めてChangeLogでアイデアマラソンをやるか。どちらがよいと完全にいうことはできません。トレードオフの問題だと思います。

どちらが完全によいということができないのならば、自分が好きな方を選べばよい。そういえば最初のほうにも、自分に合ったスタイルを確立するのが良いとありましたね。大切なのは、毎日自分オリジナルなアイデアを出すということ。他にもいろいろあるけど、ここがつぶれたらどうにもならない。

という感じで、少し方法は変わってしまいましたが、黙々と(?)アイデアマラソンを続ける毎日が続いているのでした。以上、長いけど、終わり。
【参考サイト】

【参考記事】

*1:食事のときや、トイレにいるときさえも持っている、とかができなかった。

*2:統合ノートとして使っているので、アイデアマラソン以外のものも入っているから厚くなりやすい。

*3:Chalowを使わないで検索することもできるけど、僕はこれが一番好き。

*4:これには先ほどいったタグのような記法を使います。簡単にできます。[]でくくるだけ!!

*5:書かなくてもいいのだけれど、なぜそういう発想が出てきたのかプロセスを見たいときが存在するのです。